薪能
2012年 05月 19日
本日、19日(土)は「東日本大災害復興祈願 第35回 奉納梅若 成田山薪能」が開催されます。
薪能は、奈良・興福寺の修二会(しゅにえ)の際の薪献進に始まる神事能がはじまりと言われ、その時期は13世紀なかばと推定されています。
仏法の守護神を迎えるための聖火の薪の採取に伴う芸能で、薪猿楽(たきぎさるがく)、薪の神事とも称されました。
本来屋内で上演される能を屋外の特設舞台で鑑賞できることは、大変珍しく貴重な機会と言えると思います。
また、 成田山薪能は、毎年5月の第3日曜日の前日に執り行われます。
若葉の芽吹く不動の森と平和の大塔を背景にして、大本堂の奥にある光明堂前に特設舞台が設けられ、かがり火の炎に照らされた幽玄な世界の中で能が上演されます。
この幻想的な雰囲気に包まれて、一流の演者たちが織り成す日本古来の文化に触れ、成田山ならではの薪能に酔いしれた後は川豊でうなぎを食べてお腹も酔いしれてみてはいかがでしょうか。
※当日券がございます。
詳細はこちら↓をクリックして頂きますとサイトへ移行します。
第35回 奉納梅若 成田山薪能
by kawatoyo_narita | 2012-05-19 09:00 | 日記